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『Flipper’s Day 4』レポート

2026年7月26日(日)、茨城県・新利根川で『フリッパーズデイ4』を開催いたしました!
新利根川に集まった83名のフリッパー。レンタルボートがほぼすべて出はらってしまうほどでした。
私たちはなぜバスフィッシングに夢中なのでしょうか。
 
それは釣りにまつわるプロセスのすべてに、大きな満足感やワクワクが存在しているからにほかなりません。
 
お気に入りのタックルを選ぶ楽しさ、季節やフィールドコンディション、天候から魚の動きを読む戦略性…。理由を挙げればキリがありませんが、アプローチの奥深さもその大きな要因でしょう。

バスが潜んでいるだろう障害物に対して正確にルアーを送り届けること自体がゲームとして成立しており、「ベストなアプローチで思いどおりのキャストが決まった」だけでも満足できるのがバスフィッシングなのです。
 
とりわけ、私たちはフリッピングやピッチングといった接近戦で魚と遊ぶことに大きな喜びを感じていて、その楽しさをひとりでも多くのアングラーに伝え、共有したいと考えています。そのために実施しているイベントこそ、「フリッパーズ・デイ」なのです。
 
4回目を数える今年は過去最多、83名ものフリッパーが集結。年齢は20代のヤングライオンから還暦オーバーのベテランまで幅広く、女性の参加も5名と最多。なかには関西から遠征してくれたツワモノの姿も。

そんな面々が灼熱の新利根川と向き合った1日を、写真とともに振り返ります。

AM04:30~ ボートセッティング~受け付け開始

今回のイベントは、長年新利根川を見つめてきたレンタルボート店「松屋ボート」様に全面協力いただき、貸し切りというかたちで実施させていただきました。
「松屋ボート」は長年新利根川でアングラーを迎えてきた老舗です。
同店は12ftの一般的なロウボートや14ftの二人乗りに適したボート、10ftの免許不要艇、エンジン船まで数多く取り揃えているほか、エレキ&バッテリーのレンタルも行なっています。また、広い駐車スペースやレストハウスに併設された食堂(何を食べてもおいしいです)など、アングラーが快適に楽しむためのインフラが整っており、イベント会場としてもこの上ない環境なのです。
スタッフは午前3時前に会場入り。幸いなことに天気は崩れませんでしたが、少し動くと汗が滲んでくる蒸し暑さでした。

すでに数台の車が止まっており、ボートが係留してある土手下に目を向けると、まだ真っ暗な岸辺に小さな光がチラホラ。ホタルか…と思いましたが、その正体は気合い充分な参加者の皆様。ヘッドライトをつけてせっせとボートセッティングを行なっておりました。

その後も続々と参加者が来場しましたが、皆様のご協力により心配だった駐車のオペレーションもスムーズに進行いたしました。
真っ暗なうちからヘッドライトの灯かりを頼りに準備する参加者の皆様。
受け付け時にお渡しした今年の参加賞です。内容は、フリッパーズデイ・オリジナルメジャータオル、Basser編集部が作ってくださった弊社30周年記念小冊子、Snick Designs Buildさんからご協賛いただいたフリッパーズデイ・キーホルダー、デコイさんご協賛のダブルアッパーWORM99 #3/0、そして非売品カラーの『セクシーインパクト4.8&5.8in』と『イージーシェイカー5.5in』。このなかのとあるルアーが大活躍することに…。
熱中症対策として塩飴とコールドスプレーも配布させていただきました。体調管理第一でございます。

AM05:15~ 開会式

松屋ボートの4代目・松田行弘さん。
予定より少し遅れて5時15分より開会式を開始。

弊社代表・馬路やプロスタッフの皆様の挨拶、そして松屋ボート4代目・松田行弘さんより新利根川を釣るうえでの注意事項を説明いただきました。
弊社代表・馬路久史による挨拶。
日本で初めて「バスプロ宣言」をし、フリッピングを広めた人物でもあるレジェンド・吉田幸二さんが今年もゲスト参加。
Basserオールスタークラシック3連覇、同KOK(キング・オブ・キングス)優勝など輝かしい戦歴を持つ、“霞ヶ浦の鬼”ことプロスタッフ・赤羽修弥さん。今年も実行委員長としてFD(ファインディング・ダック)のルール説明をしていただきました。
MLF Japanプロリーグや桧原湖ガイドとして活躍し、バッグリミット5尾×3日間のJBTOP50最重量記録保持者でもあるプロスタッフ・川口直人さん。
ジャパンスーパーバスクラシックも制した経験を持つプロスタッフ・宇佐見素明さん。MLF Japan、JBマスターズに参戦中。
午前中のフリッピングコンテスト(デジタルウエイイン大会)では参加賞としてお配りしたタオルをメジャーとして使用します。撮影前にしっかり濡らして、バスにやさしく!
ナガエツルノゲイトウの繁殖によって写真の伊佐部橋(通称・セブンイレブン前)より上流はエントリー不可能となり、ここがエリア上限となりました(下限は妙岐水道)。撮影スタッフとしてはエリアが制限されたことで非常に全体を回りやすくなって安心したのはここだけのハナシ。

もはや恒例行事!? ファインディングダック!

今か今かと出番を待つ愛くるしいダックたち。プロスタッフによるユニークなサイン入りダックも。右下の“ブラック・ダック”は赤羽さんが「簡単に発見されないように」と上半身を黒く塗ったもの。実際は頭を下にして浮いていたんだとか…。
参加者の多くがバンク際のカバーを探ると踏んで、裏をかいて沖のH鋼の隙間にセットされたダック。果たして発見されるのか…。
フリッパーズデイの恒例行事となった「ファインディング・ダック」。スタッフが事前にエリア各所に配置したアヒルを発見・回収した参加者には景品をプレゼントするという企画です。

夏本番の難しい状況だけに、「釣りではなく、まずはダック探しに走りました(笑)」という参加者もちらほら…。
 
今年は弊社の創業30年を記念して、馬路、吉田さん、赤羽さん、川口さん、宇佐見さんのサイン入りダックのほかに3体のダックを追加。もし発見されていないダックがいても、イベント後スタッフが回収していますのでご安心ください。

AM05:30~ フリッピングコンテスト・スタート!

午前5時30分に一斉スタート。6時まではデッドスローを徹底していただきました。
フリッピングコンテストがスタートしました。早朝かつ一斉スタートであったため、安全面と近隣住民の皆様への配慮から、午前6時まではデッドスロー(ハイバイパス禁止)での移動をお願いしました。
 
約70艇の向かう先は、上流方向(川筋)25艇に対して下流方向(洲ノ野原~妙岐水道)が45艇といったところ。

かつては川筋のほうが個体数が多く、洲ノ原は一発狙いのエリアという印象でしたが、近年はむしろ後者のほうが安定した釣果を望めることが多いようで(ナガエツルノゲイトウも比較的少ない)、そのことを反映したような分布となったのです。
希望者には、スタート後に馬路によるフリッピング指南も。「今まで自己流でやっていたので、大変参考になりました」と小田桐里志さん。
スタートを見送ったあと、松屋で朝食をとるスタッフたち。ホカホカのご飯に生卵、納豆、名物のもつ煮まで…。体力が一気に回復したことは言うまでもありません。ごちそうさまでした。

フリップ! フリップ!! フリップ!!! その1

フリップ! フリップ!! フリップ!!! その2

フリップ! フリップ!! フリップ!!! その3

フリップ! フリップ!! フリップ!!! その4

フリップ! フリップ!! フリップ!!! その5

フリップ! フリップ!! フリップ!!! その6

PM12:00~ 帰着~昼食

フリッパーズデイは食事も楽しみのひとつ。今回は松屋ボート様から参加者全員に特製カレーをご用意いただきました。
 
また、今年も異彩中国菜館『湖宮』のオーナーシェフ・宮澤岐さんがお手製のデザートを河口湖からデリバリーしてくださいました。クーラーでキンキンに冷えた果実のジュレ入り杏仁豆腐で、皆さんしっかりと英気を養っていましたよ。
さらに! なんとこの杏仁のうちいくつかには『フレックスチャンク』(ゼリーでできており、食べられます)が入っており、当たりを引いた幸運な方には非売品のカーペットデカールを進呈いたしました。
 
宮澤さん、いつも美味しく素敵な演出をありがとうございます!
宮澤シェフ特製の杏仁豆腐の中にはアタリのフレックスチャンクが!
非売品のカーペットデカールをゲットした山中優さん。
こちらも当たりのフレックスチャンクを引き当てた大熊真人さん。おめでとうございます!
吉田幸二さんの奥様より、スタッフに差し入れとしてきゅうりの浅漬けをいただきました。これには酷暑で疲弊していたスタッフ一同リアクションバイト。ペロッと平らげてしまいました。ごちそうさまでした。

PM12:45~ プロスタッフによるタックル紹介

インタビュアーの馬路が誰よりも興味津々だったようで、皆さんを質問攻めにしていました。
皆さんが食事を楽しんでいる間も、イベントは進行いたします。
 
今回はゲスト参加してくださったプロスタッフの皆さまに、メインに使用したフリッピンタックルの紹介と解説をお願いしました。
レストハウス下のシェード(日陰)でデザートに舌鼓を打ちつつ、熱心に聞き入ります。
プロの解説を聞き逃すまいと熱視線を送ります。

PM13:00~ ファインディングダック表彰式

ファインディングダックの表彰式がスタートです。

プロスタッフ・サイン入りダックの景品はそれぞれが選んだ「新利根川攻略セレクト」のケイテックルアー詰め合わせ!

アヒル探しに奔走した方もいれば、釣りの最中に偶然発見した方も…。

ちなみに、エリア全域に放たれたアヒル8羽はすべて無事保護されましたよ。
ブラック&ブルーの『モデルⅠ』&『パドリンビーバー』5セットというハードボイルドな吉田幸二さん賞を手にしたのは鈴木剛さん。なんと吉田さんが会長を務めるNPO法人水辺基盤協会の会員であり、日々吉田さんと霞ヶ浦の清掃活動や自然再生に取り組んでいる方です。日頃積んだ徳がダックを引き寄せるのですね。
赤羽さんのサイン入りダックをゲットしたのは前回準優勝の手練れ、磯崎靖さん。
川口さんのダックを手にした長嶋暢康さん。
宇佐見さんのダックを見事回収した杉本拓也さん。
馬路のダックを発見して「KTC768」をゲットした阿部雅人さん。
ケイテック30周年記念セットのダックを探し当てた3名。向かって左から和田忠さん、三浦博さん、内海昭さん

PM13:15~ フリッピングコンテスト表彰式

午前中に行なったフリッピングコンテスト(実釣)の結果発表です。

表彰は上位10名!

ちなみに、今回のウエイインは参加83名中21名でトータル23尾。そのうちの8尾が40cmアップであり、難しい状況が続いていた同フィールドで、アプローチをフリップに限定したレギュレーションとしてはなかなかのものではないでしょうか。

まさに”フリッピン・イズ・ノット・デッド”を証明する結果と言えましょう。

なお、同長寸のバスをウエイインした場合は、申告が早かった方を上位としています。

第10位 吉野拓也さん(38cm)

第9位 小林伸之さん(38.5cm)

第8位 海藤真也さん(41cm)

第7位 小野光一さん(41cm)

第6位 篠崎直人さん(41.5cm)

第5位 加藤康孝さん(42.5cm)

5位の加藤さんは新利根川チャプターにも参戦するロコアングラー。なんと、参加賞として当日お配りした非売品カラーの『イージーシェイカー5.5in』をネコリグで使用し、グッドサイズをキャッチ。エリアは洲ノ野原の真珠棚でした。

第4位 内海昭さん(43cm)

4位の内海さんも参加賞のイージーシェイカーがヒットルアーでした。『フットボールシェイキー』にセットしたジグヘッドリグを真珠棚の崩れた杭にフォールさせての釣果。さすがでございます! なお、7位以上の選手には松屋ボート様から美味しいお米もいただきました。

第3位 前川祥太さん(44cm)

新利根川最下流にあるコンクリートの壁にカバースキャット3.5inをひたすらフォールさせて44cmだけでなく36cmもキャッチしたという前川さんが3位。壁ベタベタに落とすことがキモで、少しでも離れるとバイトがなかったそうです。

第2位 星隆浩さん(45cm)

準優勝の星さんは、惜しまれつつ廃盤となった『ソルティ・コアスティック5.5in』のノーシンカーで真珠棚を撃ち45cmのビッグワンをキャッチ。1周ぐるりと撃ち切った直後に食ったそうです。やはり真珠棚でバイトを出すには根気が必要なのか!?

優勝 吉原卓さん(47.4cm)

栄えある4代目チャンプに輝いたのは、新利根川チャプターでも好成績を収めている吉原卓さん。現在はナガエツルノゲイトウで覆われてしまった洲ノ野原・本新ワンドの消波ブロックの位置を正確に把握し、そこに絡んだオイルフェンスに浮いていたバスを『ソルティ・コアチューブ3.5in』のノーシンカーバックスライドで食わせました。

曰く「本新ワンドは一見水が悪いですが、水温が本湖よりも1℃低かったのでチェックしたところいい魚が食ってくれました」。

スーパーロコならではの見立てと戦略に皆さん恐れ入ったようす。吉原さん、おめでとうございます!

お待ちかねのガラガラ抽選会!

皆さんお待ちかねのガラガラ抽選会がスタートです。今年も当イベントには多数の協賛をいただいたため、皆さんの期待感は最高潮。

受付時にお配りしたエントリーカードに記された番号が出れば当選となります。

プロショップGill賞

都内の老舗ショップ・Gillの二代目代表・徳冨裕さんから、スペシャルカラーの「スピンテールログ」を3ついただきました。ただ巻き、リッピングなど多様な使い方ができる楽しいルアーです。マッディーはもちろん、クリアな芦ノ湖でもビッグフィッシュの実績あり! 見事当選したのは、左から石垣幸雄さん、藤原勝己さん、野口貴久さん。

DECOY賞

参加賞にフックもご協賛いただいたデコイさんからは場所を選ばず活躍するDECOYワークキャップとマグカップ、そしてユニークなデザインのDECOY Dog-Tシャツをいただきました。こちらは、左から高橋準さん、須田孝征さんがゲット!

篠工房賞

収納力と安定感に優れたデッキ製作で知られる篠工房さんから、“ロッド用デッキ(匠)14ft専用”をご協賛いただきました。

こちら、ボート上でロッドを奇麗に並べられるだけでなく上部にせり出した板の上を踏んでもOKという優れもの。不意にロッドを踏みつけて破損させてしまう心配がありません。幸運な当選者は吉野拓也さん!

アクアスルー賞

昨年度チャンプのMikiさんが、今年も愛艇をピカピカにするためのアクアスルー製品をご協賛くださいました。

強力水アカリムーバーや強力黄ばみリムーバー、クリアコート剤に加え、今年は超強力消臭剤も! バスボートはもちろん、車などにも使用可能です。詳しい製品情報はプロショップK’s」さんのホームページから。
(左から)新倉裕司さん、三村陽子さん、渡辺大樹さん、石川さくらさんが当選!

センターフィールド賞

釣具販売だけでなく、豊富な魚探やボートの知識で多くのアングラーに支持されている山中湖畔のショップ、センターフィールドさんより偏向サングラス「サイトマスター」を出品いただきました。この豪華景品を見事射止めたのは小田桐里志さん!

ハーツマリン賞

駐艇場からレンタルボート、そして魚探販売からボートのメンテンナンスまで。バスボートのことならなんでも頼れるハーツマリンさんより、ツインペラのバズベイト「クワッズキラー」をご協賛いただきました。
なんと当選者16名の大盤振る舞い! 後列左から、高橋晃さん、田中勝人さん、横山俊文さん、大熊真人さん、辛島大さん、三浦博さん、篠崎直人さん、竹村和之。前列左から、磯崎靖さん、仲村亮太さん、野口泰史さん、伊藤俊尚さん、堤良太さん、石井賢二さん、西和久さん、山中優さん。

PM14:30~ フリッピングアキュラシーコンテスト

午後の部のメインイベントがアキュラシーコンテスト。フリップorピッチングで3種の的をねらっていただき、それぞれの難易度に応じた景品がゲットできるというもの。

最もイージーなトレイにルアーを乗せられればステッカー、2番目に難しい缶クーラーはフラットキャップ、そして最難関の350ml缶にキャストを決めればロッドを進呈いしたます。

キャストはそれぞれ1投のみ。つまり、ロッドをゲットするには3投連続で的を射抜かなければいけないのです。
すべてのレーンに弊社スタッフが審判員としてつき、皆様のキャストを厳正にジャッジいたします。
特賞のロッドは2本ですが、B賞のキャップは40個ほどご用意しました。まずはこのキャップをゲットすることを目標にしていた方も多かったです。
松屋ボートの社長も華麗なフリップを披露!
全クリア達成者のひとりめは藤本健太さん。なんと使用していたロッドはケイテックカスタムロッドNFフリッピンスティック! 素敵です!
3つの的に全命中させたふたりめはバスフィッシング界最強バルク(筋量)との呼び声高い内海昭さん。使用したロッドはやはり弊社のフリッピンスティック。皆さん、そういうことですよ!

PM15:30~ 閉会式

さて、楽しい一日も終わりです。

4回目を迎えた今回も、松屋ボート様、そして参加者の皆様のご協力のおかげで事故なく終えることができました。

来年以降はさらにパワーアップして皆様を迎えたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

「フリッパーズデイ4」に関わってくださったすべての方に厚く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。
閉会の挨拶で「楽しい大会だねぇ」と目を細めた吉田さん。今私たちが霞ヶ浦でバスフィッシングを楽しめているのは間違いなく氏のおかげなのです。吉田さん、本当にありがとうございます。
最後は弊社副社長・岩佐が締めさせていただきました。
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